借地権割合は路線価図や評価倍率表に表示される

一戸建ての所有者の中には、土地の所有者が他人の名義になっている人も少なくありません。他人の土地の上にある一戸建てに住んでいる人は、土地の所有者と賃貸借契約を交わし、一戸建てに住み始めた後は決められた時期に土地所有者に地代を支払っていますが、この時一戸建てに住んでいる人には借地権が発生しています。借地権は財産の一つであるため、建物の所有者が亡くなった場合は借地権も相続人に継承されるとともに、相続税の課税対象となります。
借地権の相続税評価額は、賃貸借契約をかわしている土地を自用地と仮定した場合の相続税評価額に、借地権割合と呼ばれる数値を乗じて計算します。土地の相続税評価額は、路線価が公表されている地域では路線価図を参照し、公表されていない地域では固定資産評価証明書や評価倍率表を参照する必要がありますが、路線価図と評価倍率表には借地権の割合も掲載されており、借地権の評価額は新たに書類を取得すること無く算定することができます。
借地権の割合は、評価倍率表から調べる場合は、表中に記載されている欄があるのでそこを見ればわかります。路線価図から調べる場合は、路線価を示す数字の横に書かれているAからGまでのアルファベットが借地権の割合を示しています。借地権の割合はAの記号で示されている場所は90%となっており、アルファベットが進むにしたがって10%ずつ下がっていきます。

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